ヨガをやっている人の食事というと、菜食やローフードなどヘルシーな食事というイメージがありますね。けれど実際にスタジオなどでヨガを教えている人などに聞くと、共通して添加物や加工品などはなるべく避けているものの、肉や魚などは摂取していたり、思っているよりも自由に食事を楽しんでいるようです。ここではヨガに合わせた食事を楽しみたい方におすすめのレシピなどを紹介します。

ヨガをする人におすすめのレシピ、メニュー

ヨガは、深い呼吸や決められたポーズをとることで心身のバランスを整え、心地よく安定した状態をつくることを目的としています。このため、食事も健康的で心のバランスを整えてくれるような食事をするのが、目的にかなっているといえます。ヨガをする人におすすめのレシピを3つご紹介します。

ゴールデンミルク

1つ目はゴールデンミルクです。材料はターメリックパウダー小さじ1、生姜小さじ1/4(すりおろす)、シナモン小さじ1、はちみつ大さじ1〜(お好みで)、 牛乳200cc(アーモンドミルクや豆乳などの植物性ミルクでもOK)作り方は、小鍋にすべての材料を入れ、火にかけます。沸騰しないように気をつけながら、材料がかたまらないように軽くかきまぜます。煮立つ直前に火を止め、3分ほどおいたあと茶漉しなどでこします。

アサイーボウル

2つ目はアサイーボウルです。材料は市販のアサイーボウルミックスやスムージー、ピューレなどお好みのパック1袋(大体100g程度)、バナナ1本、ブルーベリーやラズベリーなどお好みの量、ミックスナッツもしくはシリアルひとつかみ作り方は、冷凍になっているアサイーを流水などで解凍します。

次に、バナナは輪切りにします。そして、ボウルにアサイーを平たくいれ、その上にバナナ、ベリー、ミックスナッツ、シリアルなどをお好みで入れます。

鶏胸肉のサラダ

3つ目は、鶏胸肉のサラダです。材料は鶏胸肉1枚、ベビーリーフ1パック、パプリカ赤、黄1/4個、きゅうり1/2本、醤油大さじ1、 味噌大さじ1、ごま油大さじ1 作り方は、鶏胸肉を常温に戻しておく。次に、水を入れ沸騰した鍋に鶏胸肉を入れます。3分茹でたら火を止め、蓋をして余熱で火を入れます。ベビーリーフはボウルなどにいれて水で洗います。

パプリカは薄切りにし、きゅうりは輪切りにしておきます。醤油、味噌、ごま油を合わせてよく混ぜてドレッシングをつくります。茹であがったら鶏胸肉を鍋からだし、手でほぐす。最後にベビーリーフの水をきり、パプリカ、きゅうりなどを彩りよく盛り付け、鶏胸肉をのせてから醤油、味噌、ごま油を合わせたものを上からかけます。

ヨガをする人におすすめの食事の本

食べるヨガー今日からはじめる菜食レシピ48

ヨガの世界観に沿ったレシピを紹介している本を紹介します。料理初心者の方にオススメなのが『食べるヨガー今日からはじめる菜食レシピ48(vera BOOKS)』村田由恵(著)1,575円です。

著者の村田さんは食べるヨガの第一人者と言われている人で、ハワイでヨガを学び、帰国後、日本のクリシュナ寺院で10年間調理を担当されていました。現在は鎌倉で予約制の菜食家庭料理のお店を運営されています。ベジタリアンの方でなくても満足できる菜食レシピが豊富で、材料も近くのスーパーで手に入るものが使われています。

YOGAスムージー 体とこころに効く85のレシピ

次に、スムージーは作るけれどいつも味が同じ、あるいは作り方がわからない、という方にオススメなのは、『YOGAスムージー 体とこころに効く85のレシピ』[監修]ヨガインストラクター・栄養士仁平美香[レシピ]ヨヨギラウンジ マネージャー服部志真 1,404円です。

ヨガアライアンス(国際的なヨガ資格発行団体)実績No.1のアンダーザライトヨガスクールが運営していたヨヨギラウンジ(現在はホリスティックガーデンに統合されています)で提供されていたスムージーをはじめ、全85種類のレシピが掲載されています。小腹が減ったときにおやつ代わりに作ることの出来るスムージーや、女性の体のリズムに合わせたスムージーが載っており、ヨガをするように体の声を大切にしながら様々なスムージーをつくることができます。

アーユルヴェーダ食事法 理論とレシピ──食事で変わる心と体

最後に、ヨガをしている方ならアーユルヴェーダという言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。『アーユルヴェーダ食事法 理論とレシピ──食事で変わる心と体』香取薫(著)佐藤真紀子(著)2,160円は、世界3大医学の1つといわれるアーユルヴェーダによる、体質のとらえ方や、それぞれの体質に合わせた食材の選び方、レシピをわかりやすく紹介してくれています。

ヨガは食事前にしよう

ヨガをするときは2〜3時間前に食事をすませておくことがすすめられています。これは食べた物が胃に残った状態でヨガを行うと、本来その食べ物の消化活動を行うため胃に集まるはずだった血液が分散されてしまい、消化不良を起こす可能性があるためです。

また、ポーズの中には腹部を圧迫するものや、お腹周りをねじるポーズもあるため、途中で気分がわるくなってしまうこともあります。

夜ヨガをするときにおすすめの食事は?

夜ヨガをする場合も、早めの食事がおすすめです。また早く食事をとったとしても、消化に時間のかかるものだと結局は胃の中に食事内容が残ってしまい影響を及ぼす可能性があります。

サラダや温野菜など消化が早いものがおすすめ

夜ヨガ前の食事は、サラダや温野菜など消化が早いものがおすすめですが、難しい場合は、食事はヨガのあとに、あまり遅い時間にならないよう工夫しましょう。また、その場合の食事内容も、野菜を中心とした体によいものを選ぶよう心がけるとよいでしょう。

ヨガと食事の組み合わせでダイエットはできる?

単純にいえば、摂取したカロリーより、消費しているカロリーが高ければ体重は減ります。しかしヨガの動きはスローなものが多いので、大きなカロリー消費はあまり期待できません。ヨガに合わせて食事を変えることでダイエット効果を狙う場合は、カロリーを減らすのではなく、体に毒素がたまらないような食事を心がけ、老廃物を排出しやすい体になるための食材を選ぶことが重要です。

たとえば生野菜を多く食べることで、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養をとるように意識したり、生姜や、にんにくなどの体をあたためる食材を使って、代謝をよくしたりするといったことです。

ヨガに食事制限はあるの?

ヨガでは特に食事制限はありません。しかし心身のバランスを整えていくことを目的としているので、体が不調に傾きやすいスナック菓子や、添加物の多い加工品、アルコール、遅い時間の食事などは控えたほうがヨガを続けているメリットを感じやすいでしょう。

ヨガをするときの食事のタイミング

ヨガの直前直後の食事はあまりおすすめできません。

時間としては大体2〜3時間あけることがすすめられています。なぜならヨガ前の食事は前述した通り、消化活動に影響を及ぼすほか、気分が悪くなるなどの弊害がありますし、ヨガ後の食事は、ヨガをして血行がよくなり吸収力の高まった体が、より多くのカロリーを吸収してしまうといわれているからです。

ヨガで食事制限をしても痩せない?そんな時どうする

ヨガを続けていくうちに、食べたいものが変わっていって痩せていくことはあるかかもしれませんが、本当は食べたいのに無理に食事を制限して我慢することは、ヨガで行っていること(=リラクゼーション)と逆のことを体に強いることになり、体も混乱してしまうのではないでしょうか。

最初から無理に食事制限をするのではなく、自分が心地よいと思う範囲で体に良い食事に変えていけば自然と体重も落ちていくようです。

特にダイエットを考えている場合は、ヨガの直後に炭水化物など高カロリーのものをとってしまうと、体重が増加してしまう可能性があるため注意が必要です。ヨガ直後の食事はなるべく避け、どうしても食べる場合は、軽めのサラダなど健康に配慮したメニューを選ぶとよいでしょう。

ヨガと食事で心身ともに健康に

ヨガをすることでしなやかな体をつくりながら、健康に配慮した食事をとることで、老廃物のたまりにくいきれいな体をつくっていくことができます。内からも外からも自分自身をいたわることは、今の健康や美容の役にたつだけでなく、将来の病気の予防にもつながります。

またヨガで健康な体を手に入れることができれば、これまでできなかったことにもチャレンジ出来るかもしれません。ヨガの直前直後は食事を控えること、添加物など体の排出機能を鈍らせてしまうような食事に気をつけることなど、食事の基本的なルールに気をつけ、ヨガを楽しみましょう。